あるところに ゆびづのをもつ子鬼が住んでおりました 子鬼は蜻蛉が好きでした 里の童が その指先で 蜻蛉をとらえる方法を知ってからというものの 子鬼は何度も試すのでした しかし一向に蜻蛉はそのか細く白い指先に 羽を休めてはくれません よっぽどよい止ま…
横顔むずかしいよう
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